2000年8月30日 REPORT0830

釣行日記
片瀬の釣り人さん


日付 2000年8月30日(水曜日)
天候 晴れ
海上 ナギ
弱い
場所 剱崎灯台沖
船宿 一義丸
URL http://www.marines-net.co.jp/cgi-bin/hp.cgi?to=kazuyosimaru
種目 ワラサ
仕掛け
自作

ワラサ:ハリス6号 8m
イナダ:ハリス2.5号 10m

釣果
先ずは釣果から^^
ワラサ:2本(70cm 約4kg)
7名乗船、船中5本(右前2本、右後2本(私)、左後1本)
その他  イナダ:1本(40cm 1kg) 平ソーダ:1本(イナダよりでかい)

剱崎にワラサの情報がもたらされてから一週間以上が過ぎ、松輪の各船宿ではおおむね0〜3前後という情報に、船座さえ良ければ型くらいは見られるよなぁと思った瞬間仕事はどこかに行ってしまいました。^^; ついでに言えば大潮だし……(笑)

第一関門の仕事は一時健忘症を装って無事クリアし、次の関門となる船座キープのため、前日の夕方に仕事に託けて船宿に行ったところ、整理券1をゲットすることが出来ました。ここでtoshi会長にtelしましたが、健忘症にはなりきれない(笑)とのお返事で……う〜ん、残念!……でした。

日付変わって出船は5:00am。航程は約10分の剱崎灯台沖です。
前日の努力の甲斐あって右舷大艫に鎮座し、2本竿体勢の準備も万全でスタートしました。第一投は空振り。続いて第二投。こませワークの後、竿をキーパーに預け、もう一本の竿の仕掛けを沈めている最中、置き竿にいきなり「ズボッ!」という当たりがきました。ハリス6号8mでドラグを若干ゆるめにしてあったので、竿が踊るたびにずるずるとラインが出ていきます。投入途中の仕掛けを慌てて回収し、何とか当たり竿に取り付き、持ち上げたときのワラサの重みと引きの感触と言ったら……たまりませんね (^◇^)。昨年10月、城ヶ島沖でかけて以来、約1年鰤^^の感触でした。因みにこの時も6号8mで挑戦し、途中の引き込みに対処できず、サルカン部でハリス切れを起こした苦い経験がありましたので、今回は慎重にやりとりしました。

ワラサ用の竿は製作途中にあり、今回も真鯛用30号3.5mのソリッドムーチングタイプでの挑戦でしたが、腰が強い竿なのか、意外と魚を持ち上げることが出来ました。最後は船長の玉網取りで無事1本目をゲット!ワラサちゃんとは2年鰤^^のご対面!!思わず頬ずり……は、しなかったです。^^;

時合いは逃すな!の鉄則を守り、取り敢えず獲物は桶に放り込んで早々に次のこませワークに入りました。(実は久し振りのことだったので、手が震えて思うように運ばなかったのですが…(笑))
キーパーに竿を固定し、獲物の血抜きでもしようと下を向いたその視線の隅っこに、またまた竿ズボ状態を確認。「え〜っ?」(もう来たの?)と思わず声が出ていました。

1本目は別の仕掛けの回収で暫く遊ばせた事もあり、すぐに魚を持ち上げる事が出来ましたが、2本目は棚位置前後でのやりとりが続きました。(これが最高に面白いんだよね!)それでも10分程度で玉網取りする事が出来ましたが、普段の運動不足がたたり、この時点で左腕はぱんぱんになり、竿尻を当てる下腹部分は結構痛かったです。「3本目が来たらつらいだろうな」と言うのが正直な気持ちでした。
……が、欲張り釣り親父は3本目挑戦とばかりに大急ぎで再々投入。しかし世の中はそんなに甘くはなく、私の仕掛けに食い付くようなアホワラサはこれ以上居ない様でした。一本目のスタートが5:20amくらいで2本目を取り込み終わったのが5:50amくらいでしょうか。勝負は朝の一瞬で終わってしまいました。

私は艫が好きなので、空いていれば艫を選んでいますが、今回舳側を特に選んでいた人が多かった様です。理由はよく分かりませんが、周りの船を見渡しますと、結果として舳でスタンディングスタイルでの格闘をしている人が多く見受けられ、舳側の方の釣果が良かったような感じでした。

6時には時合いも収まり、周りの船を見ても竿がしなって格闘している風景は見られなくなりました。いち早く現場を離れていた別船が5.5kgの真鯛を上げたとの情報で、8時くらいに金田湾沖に向かいましたが、船中5〜6本のイナダが上がったきりで、10時には剱崎灯台沖に戻り再びワラサを狙いました。炎天下、真上からの日光照射に、船上では待避するところもなく、只ひたすら当たりを待ち続けましたが、船中誰の竿も曲がることはなく12時の沖上がりを迎えました。

しがないサラリーマンは「6時に沖上がりしてくれたら、会社行けたかも……」と情けなくも考えてしまうのでした。
それでも「ボーズ」マークの点滅は逃れ、めでたし! めでたし!



写真説明
向かって左側が我が家の長男伊織。右がその友達のまーちゃんです。次男の伶は今回出演いただけませんでした。(笑)