2001年02月11日 REPORT0211

釣行日記
漁労長


日付 2001年02月11日(日曜日)
天候 晴れ
海上 ナギ
普通
場所 久里浜沖
船宿 金沢港 忠彦丸
URL
種目 真鯛
仕掛け ハリス 2号から3号 8から10メートル
ハリ チヌ4号
ビシ 80号
竿 キャロナック30号3メートル
釣果

前の晩まで散々迷った挙句、同行の友人が久々のタチウオ希望のため久里浜のムツ六から出船するつもりでいましたが、念のため状況確認を兼ねて宿に電話したところ、なんと出船は12日からとのこと。

なんとなく幸先がわるいが、先週アジを爆釣させてもらった忠彦丸からタイに決定。

早朝4時に起床、寝ぼけ頭でお茶を飲んでいると友人から電話があり、熱が出て釣行出来ないとのこと、出鼻をくじかれモタモタしていたら5時半を回ってしまう。

船宿には6時ちょっとすぎに到着。先客が6名、予約は総勢12人とのことなので休日にしてはゆったりできそう。

あいている右舷艫2番に席を取る。やっぱり冬は右舷でしょう。日があたるとあたらないではえらい差ですから。と、前置きが長くなってしまいましたが、飛び込み2名を含め総勢14名を載せて定刻の7時20分出船、一路久里浜沖へ。

フェリー航路横の90メートル立ちでは30隻ほどの船団ができており、潮周り後第一投、船頭の指示は、棚は底からクッションゴムの長さに関係なくハリス分マイナス1メートル。

2.5号8メートルなので3メートル5メートルでこませを振り、7メートルで待つ。

開始30分後に右隣の大艫の釣り人が600グラムぐらいのきれいな本命を上げる。

こまめに手返しを繰り返すも、オキアミはそのまま上がってくる。

艫ではもう3枚あがり、そろそろあせり始めたころようやくうれしい初物が上がる。ただあたりが小さい。

聞いてはいたが、本当にアジのような、竿先だけチョンチョンと引く感じで、凪だから良いようなもの、波っけがあったらわからないかもしれない。

このころからあたりが出始め、艫では40センチオーバーのアジを連釣し、絶好調。

もっとも胴の間からミヨシよりはまったく音沙汰なし。あげくに潮が早くなり、投入後の道糸が水平状態で後方にカットンで行く。

当然オマツリが頻発し、ミヨシと胴の間はあたりまえ、船長は「底立ちを取らずに、棚は上から取って」と繰り返すが、ミヨシ寄りの初心者と思しき二人連れはメーター表示のないリールを使っているためか、とんでもなく糸を出してしまうため、艫や裏ともお祭り騒ぎを繰り返し、そのうち嫌気がさしたのか11時過ぎには仕掛けをあげてしまう。

気の毒だが多少はお祭りが緩和され、ぽつぽつながら追釣する。

船頭の話では、コマセにアジが寄っているため、餌取りはアジばかりなので、少し高目の棚を狙えばアジがくるとのこと。

仕掛けを3号10メートルの水中浮仕掛とし、浮留めを5メートル、2.5号30センチのエダスを7メートルのところに出した欲張り仕掛とする。

タナも船長指示の底(水深)マイナス2メートル!とし、コマセを振らずに置竿とする。

結果的にはこれが正解だったようで、キロ弱を2枚連釣し、先針にタイ、上針に大アジの豪華版の一荷にも恵まれる。

1時を過ぎる頃からはアジの掛かることが多くなるが、口切れでポチャリや水面直下でさようならも頻発し、数が伸びない。

それでも沖上がりを延長してくれた最後の30分に1枚追釣し、3時の沖上がりまでにタイ6枚、40センチオーバー(最大47センチ)のアジ4匹、中・小あじ少々と大満足の1日となりました。

船中タイは0から6枚で極端に艫寄りに釣果が偏りましたが、早潮の影響でお祭りが頻発したことが原因とおもわれます。

皆様お早めに!東京湾のタイ、大アジのおまけつきでお勧めです。行くならアジ対策もお忘れなく。赤タンか青イソメでも持っていったら最高かも知れません。

今回の釣行は中潮2日目でタイには絶好の潮周りでしたが、年明けまで好調だった下浦沖から久里浜沖に釣り場が変わったために潮流の影響を強く受け、特にミヨシから胴の間あたりに初心者が入っていたためか、オマツリが頻発して気の毒な状況でした。

久里浜沖から観音崎沖にかけては走水といわれるほど潮の早いところなので、小潮周りの、できたら平日釣行が最高ですけどね。