2001年07月28日 REPORT0728
釣行日記
By 漁労長
日付 |
2001年07月28日(土曜日) |
天候 |
薄曇り |
海上 |
ナギ |
風 |
普通 |
場所 |
真鶴〜湯河原・吉浜沖 |
船宿 |
秀治丸 |
URL |
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種目 |
カマス五目 |
仕掛け |
カマス五目:市販のカマスサビキ
自製のカッタクリバケ
カワハギ:自製チヌ2号3本針カワハギ天秤仕掛 |
釣果 |
台風の余波が心配された28日の土曜日、台風が東海上に大きくそれたことからゴーサインが出て、福浦港出船の仕立てでこのところ好調のカマス五目をやってきました。
港には出船間際の5:50に到着、
すでに仲間は先着しており総勢5名で6:00ちょうどに台風なんかうそみたいなべた凪の海へ出船となりました。
このところ、凪は良くても釣果はいまいちの釣行が続いているため、得意の小物釣りでりゅう飲を下げようという魂胆です。
毎年7月の中頃から始まる福浦のカマス釣りは、今でこそ乗合船も出ていますが、大体が6人も乗ればいっぱいの漁船を仕立てて、独特のカッタクリバケを使ったのんびりした釣りでした。
それでも半日もやれば50や60は採れたもんですが、ご多分にもレズここ数年は不調続きでした。
今年は6月のアジ釣りにもかますの小さいのが混じり、期待の一番となりました。
釣り方は相模湾の腰越や烏帽子廻りの釣りとほとんど同じで、30号負荷2.4〜2.7メートルの竿にかます専用サビキで底からテンポ良くサビキ上げてきます。
特にカマスは歯が鋭いため、のんびり誘って飲み込まれると、あっという間にサビキの針が丸坊主になってしまいます。
これを避けるには鋭く段をつけて誘い、一匹当ったらそのまま小刻みに誘い上げると数掛かる事が多いようです。
開始早々からサビキ組は好調に数を伸ばしますが、同じサビキでもピンク交じりのフラッシャーサビキや蛍光ゴムのサビキにはあまり反応しません。
潮や天候にもよるのでしょうが、私は毎回金色のフラッシャーサビキでハリス4号以上のものを使っています。
カッタクリにも良く当るものの、何せ3点掛けから6点掛け迄絶好調モードに入ってしまい、見る見る数に差がつきます。
特に今日は型までサビキのほうが良いようです。
開始1時間ほどで束釣りを達成したので、後はのんびりとカッタクリを楽しみました。
20号前後の鋳込み天秤に6号3〜4.5メートルのハリスに長軸の(私は平打ちのカマス針12号)に赤のガス糸を2センチほど垂らしてチモトで結び、自転車の虫ゴムを先を斜めに切って被せて作ったカッタクリバケを結んでそこからテンポ良くカッタクリます。
それこそ同じような針で隣にばかり当るようなことがあるので、ついつい熱くなってしまいます。
また、コマセも使わず、浅場の釣りで、青物のカッタクリの慣らしにはちょうど良いかも知れません。
私はカマスがそこそこ釣れたので密かに持っていったあさり餌でカワハギを狙います。
今の時期は産卵前で食いは活発なはずですが、何せ広範囲に散っていると見えて、なかなか当たりが出ません。
小一時間もノーヒットでいましたが、ようやくあのカンカンカンと称されるカワハギ独特の当たりが到来しました。
後検量で23センチ、立派なメスのカワハギでした。
この後やや深場の50メートル前後で沖メバルを狙いましたが、こちらは各自2〜3匹というところ。
小物釣りということで18リットルのクーラーを持っていきましたが、氷の入る余地が無くなってしまうため11時には実質納竿し、カワハギの当たりを求めましたがそのまま12時に沖上りとなりました。
全員カマス・アジ・ワカシ(カマスサビキに食ってきました)・カワハギと、クーラー満杯で久々の大爆釣となりました。
カマスは例年なら9月まで、ちょうどイナダとリレー釣り何かも楽しめるかもしれません。
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