2001年10月26日 REPORT1026
釣行日記
By 漁労長
日付 |
2001年10月26日(金曜日) |
天候 |
薄く曇り |
海上 |
多少シケ |
風 |
やや強い |
場所 |
富岡沖 |
船宿 |
八幡橋・鴨下丸 |
URL |
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種目 |
スミイカ |
仕掛け |
スミイカテンヤ25号+浮スッテ
竿:フグ竿2.4メートルを流用
リール:アブ両軸4号200メートル巻き |
釣果 |
このところ先月末に行った太刀魚以来不調が続いているので、例会を前にこのところ好漁が続いている東京湾のスミイカでゲン直しをしようと、平日釣行を決行し、友人と二人で磯子区八幡橋の鴨下丸を訪れました。
とは言うものの、スミイカは20年ほど前にやったきりで全くの初心者、
友人も7年ほど前に相模湾で釣れ盛った時にやったきりとなんとも頼りない状態。
まあ、連日トップ30だ、40だと揚がっているんだから、何とか5ハイはと、取らぬ狸の何とやらで6時ちょっと過ぎに船宿に到着。
なんと平日にもかかわらず出船七時半の一時間以上も前だというのにすでに四隅とそれぞれ二番までは埋まっており、左舷の胴ノ間に二人並んで席を構える。
餌(ここでは冷凍のシャコで、少し身が柔らかく、扱いにくかった)のつけ方から、先客のどことなくベテラン風の釣り人に教えを請い、準備万端で定刻の7時30分に11人を乗せて河岸払いとなる。
根岸湾に出ると進路を大きく右に取り、このところ好調な中ノ瀬ではなく、最近あたり出した富岡沖を目指す。
20分ほどで到着すると、大きく間を空けて3艘先客が流している。
そのうち、湾奥浦安や羽田方面の船も集まってきたところをみると中ノ瀬がイマイチなのかもしれない。
水深は15メートルほどで久々ながら底ダチははっきり手元に伝わってくる。
物の本に書いてあるとおり、5〜15秒ほどの間隔で竿を大きくシャクリ、糸にテンションをかけながらゆっくり着底させる繰り返し。
すでにベテランとおぼしき人たちは何杯かゲットしており、型も今の時季にしてはそこそこの300グラム前後の食べごろサイズが揚がってくる。
一生懸命しゃくりつづけても、トーシロ二人には全く音沙汰無し、時たまプチッといういわゆるチップの感触があるだけでなかなかのってくれない。
ついつい力が入ってしまうが、一休みしてベテランの釣り方を眺めてみる。
結構いいかげんに誘って、戻しもストンと落としている人でも掛かるときは掛かっている。
ただ、圧倒的にスッテに乗ってくる。
これも枝スの長さやテンヤとの位置関係も結構ばらばらで、われわれの仕掛と較べて何がいいのかよくわからない。
やっぱり釣りは能書きではなく、ちょっとしたコツというか、感覚を研ぎ澄ますことが大事なんだろと、妙に納得する。
結局、沖上がりまでポツリポツリと釣れ続き、トップは30近く、左舷では我々二人を除きそれぞれ20以上は揚げたのだから、伊達や酔狂で通っていないというところだろう。トップの人はかれこれ30年やっているそうだから。
何はともあれ私はスミイカ6杯にイイ蛸が4つ、友人は3杯に7つとちょうど混じりでツ抜けとなり、良い勉強をさせてもらった一日でした。
ちなみに友人は一部の人はご存知のカワハギ名人で、合わせるときにどうしても聞き合せるような感じでイマイチ合わせのメリハリに欠けていたというのがベテラン氏の講評でした。
逆に、私の場合は一瞬ノリを取る感じで合わせたほうが良い。
チップが多いのは闇雲に強く合わせるからだとのことでした。
一言言わせていただくと、タチウオでも当りから食い込みまでの「間」をうまく取った人が大釣りすることになると思います。
一回一回釣行毎に潮の速さや濁り具合であたりが違うため、いまだに勉強です。
ということは、またまた「女帝」の大勝利になってしまうのでしょうか??
それとも久々片瀬の釣り人さんが賞品王の面目でカムバックでしょうか??
はたまた会長が意地を見せるのでしょうか、楽しみです。
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