日付 |
2002年01月04日(金曜日) |
天候 |
快晴 |
海上 |
ナギ |
風 |
弱い |
場所 |
外房 片貝南沖 |
船宿 |
第三清勝丸 |
URL |
http://www.xnet.ne.jp/fish/funaya/hd2118.htm |
種目 |
ハナダイ(チダイ) |
仕掛け |
竿:先鋭剣崎60-200
リール:SLS小船1000番 PE4号200m
仕掛け:2号3.5m ウィリー5本針
1.5号3m ウィリー3本針
注意!:片貝地区のビシサイズがMサイズ以下となりました。 |
釣果 |
2002年の第一発目は昨年と同様、片貝でのウィリーハナダイです。
前日にはこの冬一番の寒気団が日本列島を通り過ぎ、強風が予想されていましたが、この時期にしては珍しく無風快晴のベストコンディションで釣りをすることが出来ました。
朝5:30に出航し航程40分。片貝南沖の32m立ちでのスタートです。
まだ辺りが薄暗い開始直後は30cm前後の中アジが顔を出し、船中各自とりあえずお土産をキープします。
太陽が上がって来るにつれてアジの食いは落ちる様になり、代わってハナダイがポツポツと顔を見せ始めました。
今日のハナダイは非常に型が良く、上がる全てが30cmオーバーの玉網取りサイズです。
頻繁には当たりはありませんが、一度に数人の竿が曲がり、船中の玉網が足りなくなる状況も出ます。
「当たればでかいのになぁ〜」
既に2時間以上が経過しているのに何故か左舷艫の私と右舷艫の常連さんにはハナダイからのシグナルが無く顔を見合わせるばかりです。
右舷艫2番の常連さんは絶好調で早くもツ抜けの様子。
当然右舷艫の常連さんが網頭になっています。
「うぅ〜!シャクリかたが分からん!!!」
思いつく限りのシャクリ、用意した種々の仕掛けを試しますが当たりが来ません。
「お先!」
そのうち右舷艫の方も坊さんを脱出し、船中私だけ取り残されます(;_;)。
確かに艫側が潮上の様ですが、それにしても釣れません。
「どうすりゃ釣れるのぉ〜?」
上乗りのY君に助けを求めると
「一生懸命シャクルしか無いです!」
と冷たいお言葉。トホホホ・・・・
「ヘイヘイ。シャクリやしょう。精一杯シャクリやしょう!でもこのまま坊さんだったら、何て釣行記書こうかなぁ?」
などと考え始め無心にシャクリ始めた矢先、遂に待望の当たりが到来しました。
「○○さん(←私の名前)!やっと1号来たね!」
やりとりを開始している私を見つけ船長がマイクで実況放送をしています。
(くそぉ!何で坊さんだったってこと知ってるんじゃぁ〜!!!(泣) しかもどうすれば操船室からここが覗けるんだぁ???)
「ありゃりゃ!良い型じゃないですかぁ〜!」
この日船中最大の40cm近い1kg級のデコダイをY君の玉網取りで無事ゲット。
開始から4時間経過後にやっと坊さんを脱出し安堵の胸をなで下ろす私でありました。
この直後Toshi会長からпB
「どう?」
「シャクリかたが分かりましぇ〜ん(>_<)」
コマセ補給のついでに船内を1周しましたが、1枚は私だけの様子に再びショックを受け、気合いを入れ直しますが後が続きません。
「あと30分で上がりますのよろしくお願いしまぁ〜す。」
「!」
船長からの最後通告と同時でした。
当たった瞬間「このシャクリだ!」と何となく感じるものが有りました。
ハリスは1.5号。慎重に巻き上げ2枚目を無事ゲット。
この日のシャクリの壺を掴み、この後は怒濤の爆釣タイムになりましたが、如何せん残り30分では遅すぎました。
石鯛1枚を含んで4枚を追釣し何とかスソを脱出するに過ぎませんでした。
釣果発表
ハナダイ:5(35〜38cm) 船中2〜15
アジ:3(30cm)
上がるハナダイは全てが30cm以上の玉網取りサイズで、船全体(11名)で80枚くらいは上がったと思います。
今回の釣行ではウィリーの奥深さをイヤと言うほど知ることが出来ました。
単にシャクる動作も海水の状況等で千差万別に対応しなければならず、早くパターンをつかむ必要性を実感しました。
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