2002年07月07日 REPORT0707

釣行日記
By 漁労長


日付 2002年07月07日(日曜日)
天候 晴れ
海上 多少シケ
やや強い
場所 新島若郷沖
船宿 富丸
URL  
種目 タイ・イサキ
仕掛け アジカブラ10号2本針
6号5メートル
釣果
職場の仲間11人と泊りがけで新島の五目釣りに行ってまいりました。

小田原に11時半に集合、2時に下田港に迎えに来た富丸に乗船、一時間チョッとの船旅です。

予報に反して海上は凪も良く、3時過ぎに若郷港に到着。

併営の民宿で荷ほどきして夕食後仕掛け造りです。
以前は仕掛け全長3メートルぐらいだったんですが、青物の見込みが薄いため、やや長めに取ります。

ここの仕掛けは針から2ヒロのところに乳輪を出し、エダス60センチを結びます。

翌朝4時に起床、4時半に出船して航程10分の若郷沖で第一投、この場所はこのところ小型の縞アジも回っている水深30メートルほどの荒根です。

開始15分ほどで左舷ミヨシ2番の竿が大きく突っ込みました。

ハリスが太いのでガンガン巻き上げ、目の下50センチほどのメスダイです。

ところが、この後一時間ほどで船中揚がったタイは全部同じ人、棚も仕掛けも変わらないのに他の11人にはポツポツとイサキのアタリがあるだけ。

久方ぶりに胴の間で大きなあたり、ワラサ竿を根元まで曲げるほどの強烈な突っ込みがあり他の者は仕掛けを上げて見守ります。

5分ほどのやり取りの後フッと竿が元に戻ってしまいました。

それでも何かついてる様子で、巻き上げてみるとでっかいタイの頭だけ、見事にバックリと喰い取られています。

なんと水面の直ぐ下まで鮫が上がってきます。

しばらくこの場所でやりましたが、イサキ・メジナは揚がるものの、タイは全てサメにかじられてしまいます。

私にも2度大きなアタリがありましたが、一度目はそっくり、二度目は背中をかじられてしまいました。

長で60センチ以上あったので4キロ近くはあったと思いますが残念無念。

とにかくあたったら全速で巻き上げますが、チョッとでも緩めるとサメにやられてしまい、泣く泣く一番あたっている場所を離れて転々と根を拾い釣りとなりました。

小型(といっても30センチぐらいはあります)のイサキは揚がるのですが、どこも他の魚からは便りがありません。

残念ながら2時のタイムアップになってしまいました。

ここでの釣りは、実釣時間で9時間半という耐久釣行ですが、途中船宿から握り飯が届き、夢中になってやっているとあっという間に時間が経ってしまいます。

当日は日刊スポーツの船宿別釣り大会を兼ねていたため、乗船者の上位3名(一位・タイ5、イサキ10、メジナ2)が表彰され、4時には下田に送られて帰途につきました。

今回は残念な結果に終わりましたが、年に一度の七夕釣行を楽しんできました。