2002年07月13日 REPORT0713

釣行日記
By 漁労長


日付 2002年07月13日(土曜日)
天候 雨のち曇り
海上 多少シケ
やや強い
場所 八景沖から中の瀬
船宿 忠彦丸
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種目 当然!金アジ
仕掛け 1.75号2メートル2本針超小型永井リグ遊動仕掛け
3号2メートル3本針
釣果
今日は午後からつり部の仲間で職場の大先輩の七回忌で墓参りに行く予定です。

先輩の大好きだった東京湾の金アジを仏前に供えようと、忠彦丸の午前釣りに行ってきました。

先週の新島では悔しい思いしましたので、せめて数釣りでストレス解消も狙いです。

勿論、次の大会の様子を見ながら丸秘仕掛けを試して見ます。

いつもどおり、早朝からやっている新杉田駅前の剴c家」でラーメンをいただき、週末終日営業つりえさの立野でイソメワンパックを購入して6時過ぎには船宿に到着です。

あまり天気は良くないのでたいした客数ではないと思っていたのが、既に艫寄りには8人左ミヨシもふさがっています。

空いている右ミヨシを取り、道具のセットをはじめたら雨が降り始めました。

今日の天気予報では午前中は何とか持ちそうだったので手抜きをして雨具は持ってきませんでした。

慌てて車の洗車用サロペットズボンを着ましたが、結果的に上半身はずぶぬれ、パンツまでびっしょりになってしまいました。

思いのほか多い釣り人を乗せ7時半に出船してこのところ実績の有る長浦港前で開始です。

潮が結構速く、貸し竿の人が多いこともあって船中オマツリが頻発します。

アジからのあたりは渋く、私も2匹揚げただけで型を見ない人がほとんどです。

しばらく潮廻りを繰り返しましたがあたりは出ません。

9時を過ぎても10匹程度で、これではお土産にもならないなんて思いはじめました。

他の船との交信でも様子は良くないみたいです。

9時半過ぎ、船長は中の瀬行きを決断、15分ほど走って仕切りなおしとなりました。

結果的にはこれがビンゴ!慎重な潮廻りの後錨を投入し、再開です。

船が潮に馴染むといよいよ大爆釣の始まりです。最初のうちこそポツリ、ポツリでしたが、直ぐに棚を取ると直ぐにあたる状況になりました。

とにかくタバコを吸う暇もなく、中乗りさんからは久々に数が出そうだから頑張ってなんていわれるし久々我を忘れて釣り続けます。

水深も17メートルと浅く、短めのビシ竿と手巻きリールで一荷・一荷半と見る見る数が伸び、18リットルのクーラーが埋まっていきます。

気がつけば雨も上がり、薄日も指しています。風も弱まりまさしく絶好調〜となりました。

ついに最後まで釣れップリは落ちないままクーラーの蓋が閉まらないほどの釣果に恵まれ、11時の沖上がりとなりました。

本日のポイント

1 
今日は丸秘仕掛けを試して見ました。最初の内激シブの中私だけ何匹か揚げることができましたが、イマイチ効果の程は判りませんでした。私的には、やはり使い慣れた2号3本針で、針は大き目がバラシも少なく手前マツリも少ないのでお勧めです。

2 
このところ濁り潮が続いているので青イソメが効果的です。出船前に1.5センチほどに切り、塩水に更しておきます。
針付けがたやすくできて手返しが良くなります。


3 
不慣れな人が多かったようで、見ていると棚取りがしっかりしていません。
潮の速いときは130号のビシでも結構吹き上げられます。
一旦底を取ったらビシの馴染むのを待って二度取りし、それからコマセを振ります。
こうすれば手前マツリも防げます。


4 
沖上がりで中乗りさんに釣果を聞かれ、よく憶えていなかったので70ぐらいと報告しましたが、家に帰って数えてみたら88匹。先輩の仏前にもポッテリした金アジを供えることができ、奥さんにも喜んでもらえました。
勿論刺身も最高、捌いていても腹腔の脂がベットリと手や包丁にまといつきます。
近所におすそ分けした後、日曜日の好天を利用して干物作りをしましたが、うっかりして10パーセントの塩水に20分以上つけてしまいました。
干しあがったものを試しに食べてみたら、なんと塩が甘いくらい。
身に脂が乗っているので塩の効きが悪かったのでしょう、ケガの巧妙でいい具合に仕上がりました。


5 
最後になりましたが、海の天気は気まぐれです、皆さん雨具だけはお忘れなく。
勿論ピーカンなら不要ですが、そのときは日焼け止めが必要かもしれません。
今日は正味3時間のうち、前半さっぱり、後半天国でした。
この調子で一日釣れたら全員束釣りかもしれません。