釣行日記
By 漁労長


日付 2002年03月29日(土曜日)
天候 ウス曇り
海上 ナギ
やや強い
場所 熱海沖から湯河原沖
船宿 秀治丸
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種目 深場五目
仕掛け 五目仕掛:ムツ17号エダス7号70センチ幹10号枝間140センチ5本針
コマセ仕掛:フラッシャーサビキ4×6、7本針
オモリ100号
竿ATセイバー230 リールシーボーグ500T
釣果 このところ風や部員の不幸で出船中止が続いた、職場の釣り部の例会で定宿の真鶴福浦港「秀治丸」から深場五目で出船しました。

この宿は専業漁師が仕立出船している、真鶴には多いパターンなのですが、船の老朽化と小型のため、船足が遅く、遠くにはいけません。

それでも年頭のカワハギから始まってカサゴ<oルAジJマスCナダ・キスと周年楽しませてくれます。

何より、小さな根を良く知っており、行けば何かお土産を持たせて(釣らせて)くれるので、毎回楽しみな釣り宿です。

今回は同僚6人と7時出船で一路熱海沖の100メートルダチを目指します。

ねらい目はこの時期脂ののった沖メバル、小型ですがメダイや白浮、鬼カサゴあたりで、うまくいけば小型のアラや金目もターゲットです。

のんびりと潮回りの後第一投、上げ八分で潮もそこそこ行っており、期待が膨らみます。

この当たりは水深140メートルぐらいからゆっくり立ち上がって90メートルぐらいな小山状の根になっており、かけ上がりを探っていきます。

第一投は120メートルから徐々に深くなっており、底ダチ5メートル切って待つのが船長の指示です。

何度か底を取り直してゆっくり巻き上げていると竿先に強い当たり、少し待っているとさらに当たりが大きくなります。

慎重に巻き上げてくるとビンゴ!この辺りでも珍しくなった30センチオーバーの沖メバルの一荷です。

上は2本目、下は一番下の5本目にかかっています。

取り込みで一番下の針に掛かっていたのが口切れで外れてしまいましたが、タモデで掬ってセーフ、幸先の良いスタートとなりました。

隣でも1.5キロぐらいのメダイが揚がり、魚が廻った為に3人のお祭り騒ぎとなりましたが、無事取り込み、祭った2人にも白ムツ、沖メバル、ドンコとにぎやかに揚がってきました。

8時過ぎには一番上にメダイ、3番・4番に中型の沖メバル、2番・5番に白ムツと、3目でパーフェクトを達成です。

10時頃まではおろすたびに中型の沖メダルや白ムツとしては立派な20センチオーバーの良型が釣れ続きます

その後はたまに誰かの竿が曲がるもののバタバタっと釣れるような盛り上がりがありません。

一流し一投で流しかえるたびに船中誰かの竿にポツポツとあたりますが、だんだん尻すぼみになってきたので、やや灘よりに動いてコマセのサビキ釣りに変更です。

こちらは期待に反して沖メバルの小型が多くオオアジやイサキの姿はありません。

90メートルダチで底から2〜5メートル当たりを探ると必ずといって良いほど、

時には7本針にパーフェクトで釣れてくるのですが、いかんせん小さい。

15センチから大きくても20センチぐらいで、揚げてしまうと浮き袋が膨らんで放流もできず、元気そうなのを戻しても結局はカモメの餌になってしまいます。

釣る気になればそれこそ一束でも釣れそうな勢いですが、朝一の場所で各自大型を何匹かキープしていたので早めに切り上げ、最後に湯河原沖を1時間程攻めましたが、船中良型の鬼カサゴが1匹、カンコが3匹ドンコが数匹取り込まれて2時過ぎに各自満足の沖揚がりとなりました。

本日の釣果
メダイ1.6キロ 1
沖メバル(大)28〜32センチ 3匹 (中)20〜25センチ 11匹
(小)たくさん

その他ドンコ2匹、白ムツたくさん、金目1匹、黒ムツ1匹

と、26リットルのクーラーがほぼ満タンの釣果となりました。

おかげで今日(30日)は朝から開き作りで大忙しとなりました。