釣行日記
By 片釣りさん


日付 2003年04月19日(土曜日)
天候 なんだかなぁ〜(^^;)ゞ
海上 大シケ(3Dな揺れだった・・・By漁労長)
強い
場所 銭洲
船宿 宝栄丸
URL http://www.houeimaru.com/
種目 第26回釣りバカ釣行会
仕掛け 爆釣シマアジウィリー
必殺片貝ウィリー
爆裂銭洲五目仕掛け
坊さん泳がせ仕掛け
釣果 第26回釣りバカ釣行会は年に一度の銭洲遠征。

深夜3時、伊豆・須崎港に集まった面々はToshi怪鳥、Taki鯛長、漁労長さん、若頭のカズさん、季節メンバーのM&Tコンビ、そして私の計8名。T副会長の見送りで一路銭洲に向かうのでした。

そそくさとベッドに潜り込み爆睡モードに突入!と思いきや、港を出て早くも時化模様。

船は前後左右に結構揺れています・・・と思ったのも瞬間。やっぱり記憶が無くなっていました。(爆)

船のスローダウンで目が覚めると言う、釣り人のパブロフスドッグで目を覚ましますが、直ぐにやってくるドスンという船の急降下で現着では無いと確信し、再び寝入ってしまうこと数回。朝の7時半過ぎにやっと銭洲に到着しました。

「かなり波が高い・・・」不安定な船室で何とか着替えを済ませ、外に出た目の前にあのネープレスがありました。

2年ぶりの再会に心を打たれるものがあります。

・・・・・と、二人ほど船外に出てきていないようです。

そう!我らがリバッチコンビが早くも撃沈状態でした。(どうやら須崎港を出て直ぐからだったらしい・・・(笑))

「準備の出来た人からやってぇ。棚は35〜40m。小さなムロアジが釣れたら泳がせて良いからねぇ。」

ガイドに道糸を通してきていなかった私は、慌てて準備開始。まずは爆釣シマアジウィリーとシャクリ竿で棚を攻めることにしました。

隣の怪鳥も同じ考えの様で、シャクリ始めています。

早々と右舷ミヨシにいた漁労長さんが良型のメジナをゲットし、全員気合いが入ります。

しばらくすると泳がせには到底使えそうもない大型ムロアジやウメイロ、大サバ等が当たり出し、怪鳥は確実に釣果を延ばして行きますが、私はみんな途中でばれてしまいます。

カズさんもイサキなどを順調に釣り上げています。

怪鳥と俺は同じ仕掛けなのに怪鳥は上手だなあ等と思いつつ、早くも掟破りの2号片貝ウィリーに手が伸びてしまった私。

確かに途中のバレは無くなりましたが、ムロアジ一尾でヒヤヒヤもののやり取りでした。

さらにこれが功を奏したのか、超大型のイサキ2尾とウメイロ1尾が一荷半でかかり何とか上げることが出来ました。

ふと怪鳥の隣を見ると、撃沈したはずのリバッチ大ちゃんが真っ青な顔をして竿に取り付いています。

やはり釣りをしていると言うより竿に抱きついているという表現の方が当たっている気がします。

でも大ちゃんは偉かったですよ。釣りの時間の80%は具合が悪いのに頑張って竿を振っていましたよ。

ちゃんとヒメダイをゲットしていましたもの。

私からは死角で見えなかったリバッチTaki鯛長も頑張っていたのかな?ヒメダイ釣れたものね。

船はネープルス周りを丹念に攻めて行きますが大物ゲットの情報は出てきません。

そこで仕掛けに比例して小さめのムロアジが釣れた契機に私は泳がせを出すことにしました。

泳がせとシャクリの2本竿になるので、手前祭りを避けるためシャクリの仕掛けは2号片貝仕様から爆釣シマアジウィリーに戻しました。

暫く泳がせの竿と戯れていましたが、うんともすんとも言わないので早くも飽きてしまいました。

小物のお土産は十分キープ出来たし、一丁シマアジでも真剣に狙って見るかと、船長の指示棚20mを無視して37mの海底にシマアジ仕掛けを落とし込んで一回目のしゃくり上げを行った途端、ズドンと竿先が入りました。

完全に底だったので根掛かりかと一瞬思いましたが生体反応はありました。根に潜られるのが心配なので、何とか上に上に仕掛けを巻き取ろうとしますが、巻いた分だけ出ていってしまいます。

ハリス8号の強度を信じて少しドラグを締めて上げにかかりますと、徐々に道糸が巻き取れるようになりました。

それでも魚の抵抗は竿をホルダーにかけても続きました。さて何が浮いてくるのか、ワクワクしてハリスをたぐり寄せながら
「シマアジだ!」と、思わず叫んでいました。

無事怪鳥の玉網取りで生涯初物を釣り上げることが出来ました。超嬉しかったです。(後検量1.9kg)

さて、このあとネープルス周りから船は秘密のポイントに移動しました。

「ここはメダイ、アオダイ、真鯛のポイントだよ。棚は60m。」

慌てて仕掛けを爆釣五目仕掛けに変更し投入します。まず顔を出したのはムロアジ。

これはどこにでもいます。

次にサバ。これもどこにでもいます。

と、左舷ミヨシにいた季節メンバーのH君が見事なアオダイをゲット。餌を聞くとイカ短とのこと。

実はこの時怪鳥と私はサンマの切り身でやっていのですが、あわててヤリイカ一杯を解体し、短冊にしました。

すると直ぐに怪鳥に魚信。結構糸が出ていきます。

「ウメイロ、ウメイロ」

玉網を準備しながら私が怪鳥に声をかけます。ビシが上がり水面をみると紛れもないアオダイが顔を覗かせました。

「やったぜ。初物げっとだぜ。」

怪鳥も叫んでました。

さらにこの場所ではヒメダイも顔を出し、船中ほぼ万遍なく当たりが出ました。私もここで2尾をキープすることができました。

と、ここで納竿の1時を迎えタイムアップ。

ついにこの日はカンパチの顔は船中見ることができませんでした。

ちなみにこの日の他船の状況も芳しく無かった様でした。

帰りの片付けが済んでベッドに入った途端記憶が無くなりました。

さすが帰りは疲れていたので、須崎の港まで目が覚めませんでした。

残念ながらリバッチコンビは陸に上がるまで復活できなかったそうです。

次には頑張ろうね。