釣行日記
By 片瀬のへっぽこ


日付 2003年11月16日(日曜日)
天候 晴れたけどね〜
海上 大シケ
強い
場所 猿島の際
船宿 義和丸   
URL http://www.yokosuka.or.jp/yoshikazumaru/main.htm  
種目 アジ
仕掛け それなりに・・・・
釣果 いやぁ〜、やられました!

アジを15匹釣って「竿頭だぁ〜!へっぽこ献上!」なんて喜んでいたら、漁労長さんが20匹も釣っていたんですね。

やっぱりしばらく「へっぽこ」看板は下げられそうにもありません。(泣)

さて、「第32回釣りバカ釣行会」の報告を始めましょう。(笑)

会長が夜も寝ないで考え抜いた「イナダ早朝ゲリラ捕獲作戦」に集まった面々は、会長、漁労長さん、TOMOさん、カズさん、伸ちゃん、私の計6名。

作戦終了後は「とっとと撤収してヤリイカに行っちまおう」と、撤退作戦まで周到に考えていたのですが……。

私なんか竿3本も用意して、イナダ・ヤリイカの他にワラサとメジとイカ鯛の五目達成で「へっぽこ献上!」というシナリオ付きで、しかも写メールでメンバー皆様に配信の準備までしてきたのに……。

やはり自然には逆らえませんね。

心配していた通り低気圧が日本海で発達し、相模湾に南西風が吹き込む時化パターンとなってしまいました。

当然出船中止です。

しかぁ〜し!ここからが釣りバカです。

以前、同じように銭洲遠征が中止になった時、伊豆稲取から湘南腰越まで一時間半で帰ってきて、腰越の出船に間に合わせてしまった奴がいました。

朝の4時半から夜中の9時までずっと釣りをやってる奴もいました。

今回だって、出船中止でそのまま帰る奴なんて一人もいないでしょう。

さすが漁労長さん。

手際よく電話しまくりで、風裏の走水、大津、新安浦、金沢八景では出船が可能である事をサーチ。んじゃここ長井から一番近い新安浦に行きましょうって事で行っちゃいました。

釣り物はヤリイカ道具が使える午前アジに決めました。

移動途中、得餌の青イソメを購入し出船30分前には受付終了。

先客さんが6名いらしたので、我々6人は舳側左右に3人づつ別れての乗船となりました。

右舷舳からカズさん、私、漁労長さん。左舷舳から会長、TOMOさん、伸ちゃんです。

この日の漁場は猿島の際。港から10分程度のところで、気になる釣況ですが、投入当初からぽつぽつアジが顔を見せます。…

が、いかんせん小さい!

130号のビシがぶら下がっているので、よ〜く見ていないと当たりが分からない程度のものです。

確かに東京湾の黄金アジなんですが……兎に角小さい!

どこかの船宿で「王道アジ」なるネーミングがありますが、この日のアジには「マイクロアジ」とでも命名しておきましょう。

開始当初は風も穏やかで、一荷は無いもののポツポツと「マイクロアジ」が釣れ、それでもたまぁ〜に25センチ級や外道のイシモチ、カズさんに至ってはカマスを思わせるような大白キスなども掛かってきていたのですが、時間が経つに連れて風が強くなり当たりも遠のいて行きます。

この風がまた強いこと強いこと。

波が高くて立っていられないという経験はよくありますが、風が強くて立っていられないってのは初めてでしたね。

釣況も風の強さに反比例して尻すぼまり。何となく沖上がりとなってしまいました。

下船後は船宿から塩蔵猿島ワカメを頂きました。これがまた美味しいんですよね。

それから「マイクロアジ」の味も美味しかったですよ。開きにしました。

でもちょっと癒されなかったなぁ〜!