釣行日記
By 片釣りさん


日付 2004年11月20日(土曜日)
天候 晴れ
海上 ナギ
風弱い
場所 剣崎沖
船宿 松輪や間口の乗合船  
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種目 DVDレコーダー?
仕掛け 自作7本ブランコ
釣果 昨年の「タチウオバトル」に引き続き今年は「ヤリイカバトル」。

商品総額1000万円なんて触れ込みに踊らされて、早速エントリーをしてしまいました。

自分でも相当気合いが入っていた様で、2回も練習釣行にまで行く始末。

仕掛けだって研究に研究を重ねて……(爆)

さて当日。「シーボーグは俺様の物だ!」勘違い皮算用の狸親父達が早朝から松輪の港に集まって来ていて、一種独特の雰囲気が辺りに漂っていました。

そもそも松輪でヤリイカなんて余程様子が良くなければ乗り合い船も出ない港で主催者側の苦労も計り知れません。

間口港にはイカで有名な船もあり、今大会でもきっと皆さんこの船への乗船希望が殺到するのではなんて思っていたら、乗り込む船は当日に発表との主催者側の粋な計らい。

で結局TOMOさん、姐様、そして私は「成銀丸」への乗船となり、船座はこれも抽選で左の舳から私、TOMOさん、姐様の順でした。

開会式ののち乗船という事で船までの移動が一苦労。クーラーにバッカンに竿2本に投入器と、どう考えても腕二本じゃ足りない状況で、左肩にバッカンを掛けて、その脇下に投入器を挟んで竿を持ち、右手にクーラーを持ってヘロヘロになりながら乗船しました。(一度に運ぶな!)

前述していますが滅多に出ない松輪のヤリイカ。

やっぱり何処の船もベテラン船長が登場でしたね。

かく言う我らが成銀丸も社長様操船でした。

三崎方面の船宿の前日状況から「今日の漁場は城ヶ島沖!」って勝手に思っていたら、なんと船は北上開始。松輪瀬の北端辺りでしょうか?こんな場所での戦闘開始となりました。

ウルトラスーパーハイパータナコン改も功を奏して、合図後の船中錘着底バトルでは確実に上位入賞するんですが(これだけに命掛けてるみたいな・・笑)、さっぱりヤリイカ君は乗ってきてくれません。

姐様は朝の早い段階で一杯を取り込んで余裕綽々のご様子。あたしとTOMOさんはただひたすら錘をぶん投げてシャクるばかり。と、暫くして………

「!」←イカの乗りってまさにこう言った感じですよね。

んで心の中では( ̄一 ̄)ですね。

さて、引きの感じがどう見てもスルメ。

「これがヤリだったら結構でかいかも」

なんてTOMOさんに言いながら仕掛けを回収したら上から2本目にチビヤリ。

重さがまだ残っていたので更に回収したら、なんと一番下に外房で見るような50cm近い奴が、そのまま飛んでいっちゃうんじゃないかと思うくらいでかいエンペラーをうねうねさせて付いていました。

「二杯揃ったし、これで優勝!」

早くも勝利宣言を乗船していたヤマシタの審判の人に吹いてました。(汗

今回のバトルにはタイムサービス「早掛け先着5名様」なんて企画もあって気合いが入りましたが………、

残念ながら3人とも賞品には有り付けませんでした。(泣

しかしこの二杯の後は釣れねぇ〜。釣れねぇ〜。誰にも負けずに錘は一番に着底するのに何で?

船中でも余り釣れなくなってきたので船は南下を開始。

「今度こそ城ヶ島!」

なんて思っていたら、松輪瀬の南端辺りで二回戦開始でした。

でも釣れん!TOMOさんも、姐様もみ〜んな釣れん!船長も反応を見つけるのに苦労している様子でした。

でもたまたま隣にいた間口港の船は獲物が上がっているんですね〜。

普段やっている所とそうでない所の違いなんでしょうかね?(決して釣り人の腕なんて言いませんよ(爆))。

本船もほ〜んのたまにイカが上がりますがチビっこいのばっかり。

で、またここを諦めて朝の場所に大移動。バトル参加船は南端で頑張るのか、北端にいるのは本船だけでした。

表彰式の時に船長が、朝の段階であたしが大型をゲットしていたので北側に大型がいると踏んで勝負を掛けてみたと教えてくれました。

タイムアップまで30分を切り、中程度の大きさでも良いので一杯と気合いが入りますが空振りばかり。

「これで時間なので最後の流しにします。」

祈りを込めた最後の一投。誰よりも早く着底させて気合いの入った一シャクり目………

「!」

でなくで

「↓」でした。

「来た!」とか「乗った!」とか、あたしのいる舳付近の方達が巻き上げを始めました。

なんと姐様まで!

「何で着底一等賞の俺に来ないのじゃぁ〜!!!(怒」

リーリングしている人たちの竿先のシグナルが良い感じなんです。

結構大型が掛かっているみたい。

船長も最後だと思って、操船をほったらかしで船室から飛び出して来ました。

姐様が結構良い型を一荷でゲット。

圧巻は右舷舳の方。あたしの朝一サイズに匹敵するサイズを一荷半で取り込んでいました。

さらに右舷三番目の方も……(汗

成銀丸船長、最後の最後にまさに快心の一撃でした。

では表彰式の模様を。

先ずはレディース賞。最後の一撃で絶対姐様が再度「海のクィーン」と思いきや、上には上がいるものです。

例の間口港船に乗られていた方が何と総合でも2等賞で、姐様残念でした。でも女性の方々には色々商品が出るんですね。良かった良かった。

次に総合順位。

なんと我が成銀丸の快心の一撃は一等賞と三等賞を輩出していました。

残念ながらあたし達では無かったのですが・・・・(涙

それにしても昨年に引き続きまたまたTOMOさんは飛び賞ゲット。釣果●g(汗)。言わぬが華。

せめてベスト10に入れたら良いなぁ〜なんて甘い考えを持っていたあたしは、幸運にも20着の飛び賞を頂く事ができました。

因みに商品はもう我が家には有りません。

「3回は釣りに行けるな。」(爆)