釣行日記
By サムさん


日付 2004年07月03日(土曜日)
天候 晴れ
海上 多少シケ
普通
場所 八丈島
船宿 フィッシングハウス伊藤
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種目 サビキでムロアジ(嘘)
仕掛け ハリス50号
釣果 一年ぶりの八丈島への島流し 今回釣行に参加したのは、おいらと怒られ侍さんとその友人でほとんど釣りをしたことの無い森さん 怒られ侍さんの悪い口車に乗せられて同行です。

台風7.8号のW攻撃で楽しい流刑は中止かと危ぶまれ3日前からお天気予報と6時間おきにニラメッコ
この生活を続けると下手な気象予報士よりも詳しくなるんでないかと思いましたわ(ーー;)

日ごろの行いが良かったのか前日に流刑確定!懲役2日(なんのこっちゃ・・)

狙いはもちろんムロアジ泳がせのカンパチ、ヒラマサ、夢はでっかくモロコ!
といいたいところですがダメモトなので3人で1本何か釣れたらいいなと・・

一日目 まずは港前で餌のムロアジ確保です。 船宿お勧めのサビキにはムロアジが最初から超入れ食い!あの魚の引きはいつも外房や相模湾で慣れ親しんでいるサバですね

1時間もしないうちに生け簀が真っ黒になるくらいに釣れていざ泳がせへ!悪い日にはムロアジが釣れなくて一日中ムロアジ釣りで終わる日もあるそうでこの日はラッキー♪

泳がせで最初に当ったのは怒られ侍さんで竿が根元から海中に突き刺さる!
良い竿って凄いね!
あんなに曲がっても折れないんだから大物つりは竿をケチっちゃ駄目ですね

揚がってきたのは8キロのホンカンパチでした。

そしてその後しばらく音沙汰が無く、後半いきなり中乗りさんが「巻いて!根から離して!」って叫びながら森さんの竿に飛びつく!

森さんの竿はぐんにゃり曲がって海中へ、リールはギチギチに堅くしたはずのドラグが滑りっぱなしで役立たず、強い引き込みがあったときにキーパーも外れて大騒ぎ(爆)

中乗りさんが素手でラインを手繰り寄せてやっとこさ揚がってきたのは19`のヒレナガカンパチ 船つり自体、経験の浅い森さん本人は唖然としてました(笑)

んでおいらだけ坊さんかよってふてくされ、だんだん最後の流しが近くなり今夜は悔しくて眠れねーなーとか思いながら、どうせもう駄目かなと一度泳がせ済みの弱ったムロアジをリサイクルでもう一度海中へ

竿先を眺めていると弱っているはずのムロアジがバタバタ暴れている様子 少し竿が曲がって「当った!」と想った瞬間また竿が戻ってしまう。でもまだムロアジが暴れている様子

ずっと待ってても何も起きないから底立ちを取り直そうとした直後に竿が海面に突き刺さる!

ウインチで巻いて底から引き剥がして頑張って手巻きで巻き上げようとするが、魚が暴れたせいでリールが竿のリールシートから緩んでガタガタに・・

 結局途中から電動のスイッチポンで魚がどんなに暴れようと楽にあがって来ちゃう。

さすがはハリス50号とコマンドX−9の組み合わせ!!

なんか自分で釣り上げたって実感が半分のような感じで9キロのホンカンパチが釣れました・・

その晩は、心地よい疲れで宿の露天風呂に浸かり、島の名物料理で酒盛りへ!

人間って欲のある生き物で、「明日はヒラマサが良いな」とか「やっぱりモロコでしょ!」とか八丈島へ行く前は3人で一本でも何か良いねって想っていた謙虚な人達とはまるで別人みないな事いってました(爆)

次の日はまたもやムロアジが入れ食いで順調に泳がせに移行したが最初の流しで起こられ侍さんが掛けたけど痛恨のラインブレイクでそのまま泳がせ終了・・

最後の一時間はコマセ釣りに切り替えたがオイラが良型ウメイロと怒られ侍さんがデカウマヅラを釣り上げて終了!

また島流し いくよん