釣果 |
[プロローグ:始まりはフグだった]
始まりは、棟梁さんの「フグいきましょ!」「刺身、唐揚、鍋、何でも最高っす!!」でした。
「フグか〜、そう言えばウチの家族はフグ食べたことないよな〜」ってことで快諾。
10月3日、場所は飯岡か大原で、釣れてる船宿を選んで行くことに決定。
ところが、その後イイダコ釣に行ってすっかりイイダコに魅せられてしまった棟梁さん。
以後、私とあ〜さんは棟梁さんからのイイダコ行きましょ攻撃に・・・。
[第1章:そしてイイダコに私の想い]
フグ:高級魚・美味(たぶん)・かみさん喜ぶ・かっとう釣りしてみたい。
イイダコ:宴会料理の先付け・旨くない・おこちゃま向け釣物。
やっぱフグに行きたい、あ〜さんもフグ希望だし・・・。
押し出しのあ〜さんが交渉人となり棟梁さんと折衝。
交渉は前日の午後5時に迄およびましたとな。
結局、棟梁さんの粘り勝ち。
買っちまったカットウ仕掛どうしよう。
[第1章:席とり合戦]
お世話になる船宿は、ヤマコーさんのお膝元 羽田 かめだやさん。
6時集合の予定に7時になっても現れない棟梁さん、トモさん。
仕方なく、左舷ミヨシから あ〜さん・ヤマコーさん・つるの順で釣座を構えます。
7時過ぎに到着のお二方には、私の左側に棟梁さん、トモさんと入って頂きました。
(ミヨシに座っているあ〜さんを羨ましそ〜に見つめる棟梁さん)
[第2章:イイダコは熱いぞ]
私のタックルは、上州屋で買ったアナゴ竿2本にABU2500CとABU2601を装着。
2500Cは25年位前に買ったビンテージ物ね。
何でラッキョなのか?と思いつつ、テンヤを浮かさないように、2〜3CM幅で小突くことしばし。
モゾモゾっと何か違和感。聞き合わせるとイイダコの乗り。
水面でイイダコ視認。よっしゃ〜って思ったらハズレちまった。
微妙なアタリ。非情なバラシ。結構熱くなります・・イイダコ。
と言いつつ何杯か釣ったところで・・・。
名人ヤマコーさん「つるさん、ハリの保護カバー付いたままですよ〜」
トホホ・・
始めの30分、ヤマコーさんに指摘されるまでピンク色のハリカバーを付けたまま釣っていたんです、私。
それでも釣れていたから、結構凄腕かも・・・。
[第3章:棟梁さんの「これでいいのだ」]
ミヨシのあ〜さん、ヤマコーさんがハイペースで釣上げるなか、なかなか釣れない胴の間の棟梁さん。
釣行前にイイダコ用ロッド&九州限定販売のスペシャルテンヤを購入。
スペシャルテンヤは、タコを想像して下さい。
頭の部分がラッキョを模したパール玉、足八本が針ってシロモノです。はっきり言ってエグイです。
しかも釣れない。
「つまんなくなっちゃったな〜。」
「あきちゃったな〜、寝ちゃおうかな〜」とうるさい、うるさい。
とりあえず、カレー煎餅をあげてなだめるがダメ。
「つるさんのタックルっだったら釣れそうだな〜」って目をウルウルさせています。
「どうぞ、1セット使って下さい」って言ってあげたときの嬉しそうな顔。
それでも釣れない棟梁さん。
今度は私がイイダコを入れているビクをじ〜っと見て羨ましそ〜にしていたので「それ、ボクのですよ。」って言ったらとても悲しそうな顔していました。
ミヨシで順調に釣上げるあ〜さんを見て、「やっぱ、イイダコはミヨシ有利ね!」
「オイラ遅れちゃったから、釣れない胴の間でもしょうがないけどさ〜」
「あ〜さんの嬉しそうな顔が見られれば満足ですから〜」
盛んにあ〜さんを挑発!
ついに、私のタックルを持って強引にスーパーミヨシに割り込み。
狭いスペースに、棟梁さん・あ〜さん・ヤマコーさんの3人で釣ってます。
私のタックル&スーパーミヨシで何杯か釣って満足したのか、ご機嫌で戻って来ました。
「良かったですね」と言ってあげると、ウンウンと何回も頷いていました。
やっと落ち着いて釣り始めた棟梁さん。2本出しでかなりハイペースで釣ってるな〜と思っていると「ぽちゃ〜ん」と何か落ちた音。
振り向くと、フリーズした棟梁さん。
んっ・・? ガァ〜ン!ないっ!!棟梁さんに貸していた私のタックル!!!
私のロッド&ビンテージABU!!!!
船長さんも気付いて「みんな〜!テンヤで引っ掛けろ〜!!」
ヤマコーさんがビンゴ!!そ〜っと、そ〜っと・・無事回収・・ホッ。
[最終章:イイダコ バトル2004結果発表]
そんなこんなで波乱万丈のイイダコ バトル
あ〜さん :96杯
ヤマコーさん:71杯
つる :61杯
棟梁さん :51杯
トモさん :37杯
里芋と煮て食べたら美味しかったなぁ〜。
今度はイイが入った頃に行きたいと思う、つるでございます。
写真は棟梁さんがミヨシに乱入した時の証拠写真です。
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